「聖ジョルジュ女学園暗黒料理研究会 タベルナ」完結によせて

本日14時更新分をもって「聖ジョルジュ女学園暗黒料理研究会 タベルナ」が完結しました。

僕があんぐさんの絵に初めて出会ったのはとあるミクを描いてみた動画。

そのときは名前も知らず、すごく楽しませてくれる人だなあと思っただけでした。

名前を知ったのはpixivでランクインしたこのイラストでしょうか。

このイラストで一目惚れして、お気に入り(今じゃあフォローになってますが)登録して本格的に知りました。

タベルナ連載開始時には知らず、読み始めたのはとある最萌トーナメントで新聞が発刊されたときの広告由来。その場で買いに行って見事にハマりました。過去に発売された同人誌を買い、グッズまで買ってしまうほどに。
4コマ漫画にここまでハマるのは小学生の頃に読んだペケ以来なのですごい新鮮でした。

タベルナの魅力としては久米田康治作品に通ずる「細かすぎて伝わらないパロディ」、テンポのよい展開、無駄のない構成だと思います。

細かすぎて伝わらないパロディは言わずもがな。
そこからネタを引っ張ってくるか!って感じのネタが多く、逆に風化しやすい「今でしょ!」みたいなネタはあんまりなかった気がします。

テンポのよい展開はWEBで4コマ1本ごとに公開されることを意識して従来のストーリー4コマとは違う起承転結がはっきりした4コマとなっているところ。

無駄のない構成は、本当に無駄がないです。わかりきった結果(25話のケーキ、27話のとん汁とか)は描かず、過程のみをしっかり描いて物語に深みを出したり、同じことは繰り返さない(10話でテストじゃなくて健康診断をメインにした)こと、メインのキャラをタベルナの4人+調理部の2人というミニマム構成にしたことでごちゃごちゃせずにわかりやすく読めました。

一部のスレでは打ち切りだ!って言われてますけどそんなことはない、と僕は思います。
だって、あれを続けても多分グダグダになると思うんです。
学園漫画は卒業まで描ききるべき作品と、そうでない作品がありますが、タベルナは後者だと思います。

この作品を好きになって、あんぐさんに会いに初めてコミケに参戦しました。(2011年)
この作品を好きになって、初めて漫画のスレを1から立てました。(2012年)
この作品を好きになって、色紙を見に行くためだけにわざわざ自転車で半日かけて名古屋まで行きました。(2013年)
そしてこの作品を好きになって、初めてコミケにサークル参加を申し込みました。もちろん、当選すればきっちり出す予定です。

連載期間3年4ヶ月、僕がこの作品に出会ってわずか2年という短い期間でしたが、僕はこの漫画が好きで本当によかったと思います。

空木あんぐ先生の次回作がまたまんがライフWINになろうと、以前読み切りを掲載したまんが4コマぱれっとになろうと、快楽天でエロ漫画描きになろうと、僕は全力であなたを応援します。

最後になりますが、稚拙な文章すみませんでした。
そして空木あんぐ先生、連載お疲れ様でした。3巻は1万円分買います!